エンジニアの卵の成長日記

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Windows10でPleiades All in Oneを使わずにEclipseの環境を構築した

概要

Selenium WebDriverを使うため,Eclipseの環境が必要なので構築してみた.


目次

1. 背景
1.1. Seleniumとは1.2. Selenium WebDriver1.3. Eclipse2. 目的
2.1. Pleiadesを利用しない理由3. 環境構築
3.1. Eclipseのインストール3.2. Javaプロジェクトの作成3.3. クラスの作成3.4. HelloWorldコードの記述3.5. 実行4. 感想
5. 参考文献


1. 背景

卒業研究でSeleniumSelenium WebDriverを使うため,Eclipseの環境が必要なので構築してみた.

WebDriverの言語はJavaにした.

本当はNode.jsにしたかったのだが,僕の内定先はJavaのシステムで,

Seleniumを使っているみたいなので,目先の利益を追ってJavaを選んだ笑.





1.1. Seleniumとは

Seleniumは,Webアプリケーションの画面操作を自動化するツール.

クリックやキー入力,画面に表示された値の取得や画面キャプチャの取得など,

ブラウザに対するさまざまな操作を自動で行うことができる.


1.2. Selenium WebDriver

Selenium WebDriverは,プログラミング言語のコードからブラウザ操作が可能なライブラリ.

JavaRubyJavaScriptなど,各言語のライブラリとして提供されている.


1.3. Eclipse

Eclipseは,IBMが開発した無料の統合開発環境(IDE).

僕の研究室の先生は,Javaという言語はEclipseと組み合わせて初めて完成する言語だと言ってた笑.


2. 目的

Eclipseを使い,Hello World!を出すプログラムを実行できる環境の構築.

日本語プラグインJVMApacheなどいろいろ入った『Pleiades All in One』というものがあるが,

これは無駄な機能も入っていたりするため,これは使わずに構築する.


2.1. Pleiadesを利用しない理由

Eclipseのインストールの記事を探すと,大体Pleiadesのインストール方法がある.

今回Pleiadesを利用しない理由は3つ.

  1. Pleiadesは重い
  2. Eclipseで問題にぶつかった場合,英語での記事が多く,メニュバーの操作を日本語に変換する労力が面倒
  3. いっぱい記事あるし,今更Pleiadesのインストール方法の記事書いてもね


3. 環境構築

Eclipseの環境構築・整ったのか確認を行う.


3.1. Eclipseのインストール

まずは,公式サイトにアクセス.

www.eclipse.org

いろんなところに『DOWNLOAD』ってあるけど,とりあえず左上のメニューの『GETTING STARTED』をクリック.

①Get Started
 Download and install the Eclipse IDE.

『DOWNLOAD ECLIPSE IDE』をクリック!

Eclipse Downloads | The Eclipse Foundationで『DOWNLOAD 64 BIT』をクリック.

今回は,OXYGENが最新バージョンみたい

またまたページ遷移して,『DOWNLOAD』をクリック.(どんだけDOWNLOADをクリックさせるんだよ笑)

eclipse-inst-win64.exe』がダウンロードできたので,クリックしてインストール!

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インストーラが起動した.(結構種類があるんだな)

とりあえず,今回はJava言語のWebDriverを使うので,上位互換である『Eclipse IDE for Java EE Developers』をインストール.

デスクトップにショートカットが作成された.

ダブルクリックで起動.

いつものworkspaceの指定が出てきたね.


3.2. Javaプロジェクトの作成

まずは,プロジェクトの作成を行う.

アイコンが並ぶメニューの一番左の新規作成をクリック.

Java Projectをクリック.

Project nameをHelloWorldに設定.

Finishをクリック.

パースペクティブを開くか?みたいな質問をされた.

www.hitachi.co.jp

とりあえず,開くを押して,Pakage ExplorerにHelloWorldプロジェクトが表示された.

3.3. クラスを作成

今度はクラスの作成を行う.

Pakageにhello_worldと設定.

NameにMainを設定.

public static void main(String[] args)にチェックをして,

Generate commentsにチェックを入れて,

Finishをクリック.


3.4. HelloWorldコードの記述

次に,Hello World!を表示させるコードを記述.

Mainクラスのmainという名前の静的メソッド内に.

System.out.println("Hello World!");

を記述.(Java初心者向けではないので,ここまで丁寧に説明する必要ないか笑)


3.5. 実行

最後に実行.

メニュバーのRun→Run As→1 Java Applicationを選択.

下のConsole部分にHello World!が表示されたら完成.
(JavaのPathとかは自動でやってくれるのね)


4. 感想

これで完成と言ってよいのかわからないが一応完成.

Java系のPathとかを設定したり,もっと構築が大変だと思ってたけど,案外楽だった.

昔はインストーラなんてなかったんだっけ?(前に構築した時は,もっと苦労した記憶が)


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5. 参考文献

windows.blogo.jp

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